【品管まめ知識】水着を長持ちさせる洗濯方法
水着・ラッシュガードのよく伸びる生地は、塩素の影響で徐々に劣化し、生地が薄くなったりたるんだりすることがあります…
せっかくご購入いただいた水着を長くご着用頂きたいので、正しいお手入れをご紹介します!
1.水着を脱いだらなるべく早く水洗い
プールの塩素や海水が水着についたままだと生地が劣化してしまいます。
水着を脱いだらしっかりと水洗いをして、タオルで水気を取ってから持ち帰りましょう。
濡れた状態で車のトランクなど高温の場所に置くと、色移りや生地の劣化の原因になりますのでご注意ください!
2.ご家庭で中性洗剤を使って手洗い
水洗いをして持ち帰った水着をそのまま乾かすと、乾いた後も塩素の臭いが残ることが多いです。
水洗いだけでは生地の塩素は落としきれません。持ち帰った水着はなるべく早く洗濯しましょう。
バケツに30℃以下の水を入れ、中性洗剤を溶かして手洗いしてください。
ファスナーが付いた水着は破損を防ぐため、ファスナーを閉じてから裏返して洗ってください。
すすいだ後はタオルで水気を取るか短時間の脱水を行ってください。
3.陰干しで乾燥
直射日光が当たると生地が変色するおそれがあるので、形を整えてから陰干しをしてください。
漂白剤、乾燥機、アイロンは生地をいためるおそれがあるので使用しないでください。
生地を劣化させる要因は光、湿度、熱、引張りの力などがありますが、水着が劣化する一番の要因は塩素です。
着用後なるべく早く塩素をしっかりと洗い落とすことが、水着を長持ちさせるコツです!
また、靴と同じで毎日同じ水着を着用すると劣化が早くなる傾向がありますので、
プールで水着をご着用される頻度が高い場合は、できれば2~3着の水着を着回して
繊維を休ませる期間を設けることをオススメします。
正しいお手入れで水着を長くご着用ください!